ときめき女性認定制度20周年を記念して企画されている、
地域の資源を生かした「ときめき商品」の開発。
西部地域でも商品開発に向けた取り組みが進められています。
そのときめき商品とは、ズバリ「クッキー」。
クッキーとだけ聞くと、さほど目新しくもなく、差別化が難しい商品ですが、
販売の展開に自由度が高いという利点もあり、
物語性のある商品開発を目指しています。
このクッキーづくり、なんと小麦を栽培するところから始めます。
提携先と共同でどこにもない商品の開発へ
西部の取り組みは、目指す商品のつくり方などを講師を招いて勉強する、
というのではなく、
商品づくりそのものをコラボによって成し遂げようというもの。
提携先に予定しているのは障がい者福祉施設。
ここは手作りのお菓子を製造・販売している実績があります。
今回の企画では、提携先とともに商品開発して、製造・販売を目指す考えです。
ときめき側ではアイディアの提供と原料の供給、小売りも行う予定。
現在提携に向けて調整している段階ですが、企画意図を説明したところ、感触は良好とのこと。
施設側としても、それぞれの作業が利用者の活動になる点がメリットになります。
ときめき女性さんたちも
「どこでもやっていないものを作りたい」と意欲を燃やしています。
会議では提携予定先や、他の授産所が製造しているお菓子を試食。
よその商品にない魅力をどう盛り込むかを検討。
クッキーのカタチや大きさなど、差別化につなげるアイディアも出て、
おぼろげながら商品のイメージが浮かび上がってきました。
「製粉、粉の管理、販売などの問題をクリアしながら進めていきたい」と今後の方針を固めました。
まずは施設側と具体的に意見交換し、試作に挑みます。
小麦を蒔きました
要となる小麦の生産については、
西部のときめき女性はじめ、ご家族や、農大生、研修生も参加して、12月1日に種まきを行いました。
ときめきさんたちは農業従事者といっても、小麦の生産をしているメンバーはなく、
それぞれの知恵を持ち寄っての作業でした。
これから、寒中の麦踏み、除草、収穫と作業は続きます。
西部のときめき女性たちの思いを込めた「小さなひと粒の麦」から交流が生まれ、
たくさんの実りがもたらされることを願っています。
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■西部エリア
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取材を終えて…

麦蒔き後、3日間筋肉痛だったという
農林事務所の担当村上さんに、
ときめきさんたちは「え~?なんで!?」
さすが日頃の農作業で鍛えられているのですね!
作業の後は、手づくりの青空ランチ♪
たくましくもやさしい西部ときめきの
商品開発に期待しています♡
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